それにしても悪天候が続きますね。
雨が降っているのか、やんでいるのか
はっきりしない神戸の天気です。
そんな足元の悪い中、ミュージックサロンは
カラヤンの特集第二弾でした。曲目は、
「チャイコフスキー 交響曲第五番」
「チャイコフスキー ピアノ協奏曲第一番」
メロディーを聴けば、たいていのクラシックファンの人が
思い出すような比較的有名な曲です。
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それにしても、録音技術が発達したお陰で、
60年代、70年代の映像でこうやって
音楽を楽しめるというのは、今更ながら凄いことだと
思います。ベルリンフィルハーモニーとカラヤンという
最強のコンビの録音・録画は相当の数が残っていると
思われますが、やはり油の乗り切った時期というのは、
どんな芸術家の人生でもあるでしょうし、その時、
その時で同じ指揮者でも音楽的解釈が変化していくはず。
そう思うと、若い時代のカラヤンと晩年のカラヤンで
仮に同じベルリンフィルでも違う音楽になっていくんですね。
そういう歴史の残照を後々になって、改めて感慨深く
聴き直してみるのも、なかなか乙なものだなあと思いました。
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来月のミュージックサロンは、
7月26日土曜日午後2時より。
ちょっと軽い漢字の英国を代表するアカペラグループ、
「キングス・シンガーズ」が歌うロッシーニからビートルズ
まで幅広い音楽を鑑賞する予定です。