それにしても、今日は底冷えのする一日でしたね。
13年前の震災のことを思うと、ここまで復興した神戸と神戸市民は
素晴らしいと思います。犠牲になられた方の冥福を祈りつつ、
改めて新しい年の句会を行いました。
最近は、数名の方が直接参加ではなく、メールで自作の俳句を
送ってこられて、先生のアドバイスを受ける形で参加されています。
でも、実際には耳学問で一緒に寄り集まって話しをするうちに
いろいろな発見があり、それがだんだんと自分の知識として
定着していくようです。ですから、機会があれば、是非直接に
参加して貰えたらいいなあと思います。
たとえば、漢文の知識を生かした面白い句でこんなのがあるそうです。
初凪や 庶畿くば 鵜よ駆けよ
この「庶畿くば」というところ、何と読むと思われますか?
実は、「こいねがわくば」と読むらしいのです。
これはまさに「目から鱗」というか、なんだか驚きですね。
漢字の読みだけでも、こんなに色々に表現があるなんて、
普通に暮らしていたら、絶対に知らずに終わってしまうような言葉遣い。
面白いなあと思いました。
まあ、みんな知らないことがあるから楽しいのですね。
俳句をやりながら、知らない言葉や季語の世界がだんだん身近になって
いくってのも、なかなかいいことだなあと思います。